S製薬/物流業務アウトソーシング

製薬S社は2016年5月、西日本地区の物流業務をアウトソーシングする。製薬Sは、100%子会社である物流S(株)を2014年11月に設立し、2015年2月より同社に製品保管、荷役、配送などの物流業務を委託していた。
また、西日本地区については同社の関西物流センターで、東日本地区については製薬D(株)の子会社である物流DI(株)の東京物流センターとの共同で物流業務を行い、医療用・一般用医薬品などの製品を国内外に供給してきた。
この度、物流業務の効率化、一部地域でのリードタイム短縮などによるカスタマー・サービスの向上および経営資源の集中による資産効率向上などを図るため、西日本地区の物流業務をアウトソーシングすることとした。
対象地区は、西日本(東海地区以西)で、従来の物流S(株)の関西物流センターにいたくしていたものを変更し、拠点は大阪物流センター(大阪府茨木市)で行う。
このため、西日本地区の物流業務アウトソーシングに伴い、土地・建物等の減損、人件費等で2016年3月期において特別損失約12億円の発生が見込まれる。

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