自然災害による非常時の医薬品の更なる安定供給、品質確保、輸送の効率化を目的としたもの。
各社が協力の上、医療用医薬品の共同保管(作業・管理基準の標準化等)と共同輸送体制(配送手順標準化・積載効率向上によるトラック台数削減等)を北海道で構築し、2018年3月までの共同物流センターの稼働開始を目指す。
背景には、昨今頻発する地震や風水害等の自然災害時における医療用医薬品の安定供給の維持継続は、大きな課題となっている。
また、GDP(Good Distribution Practice)を考慮した保管・輸送時における更なる品質確保が求められている。一方、トラックドライバーの不足、安全運行への取り組み、CO2削減等の流通上の課題も顕在化している。